メンテ中はニコニコ見てました。シルヴァリアです。
まぁ久々に遊戯王のアニメ(MADじゃないよ)見てたけどやっぱ面白いなぁw
遊戯vsレオンの3話一気に見ちゃいました(*ノωノ)
シュトロームベルクの金の城のテキスト書き換えが最悪だったwww
さてROは・・・
起きたら先生を見つけたので拉致って氷Dへ1hほど~。
レベル上がったよ!・・・先生の(ぁ
これで先生のプリも古代人の仲間入り!おめですよw
リカバのSC間違えて狩り始めた瞬間俺が死んだのは秘密です(ぇ
それからスリッパへも1h~。
しかしこれで火コンが尽きたっ!
またサソリを狩りに行かねば・・・。
後は露店見たりしてたら臨時メンテが。
15:30~19:00までやってましたねー。
その間遊戯王見てたわけですが(´¬`)
メンテが予想以上に長かったから狩りに行くモチベががが。
まぁそれでもアチャだけ動かしましたよっと。
眠気をこらえてアポさんのプリと調印へ~。
1hやったけどウマー(´¬`)
ただソロでやるにはまだAGIが足りてないですね(ノ∀`)
今日はそんなとこ。
SSはいいのが無かったよ!
というわけで今日はここまでー。
ではでは。
こっから先はSSですよっと。
「おい、聞いたか?」
「阿修羅連合の幹部が3人とも殺されたヤツだろ?」
「犯人はやっぱりファントム?」
「でも前までは斬殺だったのに今回は凍殺ってどういうこと?」
ルーンミッドガッツ、首都プロンテラ。
今日は朝からこの話題で持ちきりだった。
“阿修羅連合の幹部達殺害!犯人はやはりファントムか?”
プロンテラ日報の一面がこれだった。
紙面には専門家などのコメントが羅列されている。
ファントムだと言う者、否定する者、さらにはファントムが複数いるという説を唱える者まで。
GvG連合最強ギルドの幹部3人が殺されたのはそれほどの衝撃だった。
そしてプロンテラのとある宿屋の一室。
「そこに置いてあったプロンテラ日報読んだか?」
尋ねたのはバードの格好をしている男。
「見たが、馬鹿馬鹿しいとしか言えんな」
答えたのはアサシンの格好をしている男。
「やっぱり一番大きいのはファントムが犯人って説だな」
バードがテーブルに置いてあった紅茶を飲みながら視線をアサシンに移す。
アサシンはベッドにゴロンと横になって一言、
「俺は昨日ずっとここにいただろ」
「ああ、お前は確かにここにいたよ。ネオン」
このアサシンこそ世間を騒がせている義賊とも逆賊とも言われている賞金首、ネオン=クリムゾンラシアだった。
「見てみろ、記事には今までとこれまでの殺害方法から殴りウィザード説やセージ説なんかも出てるぞ」
バードが面白そうに言う。
アサシンの方はベッドに置いてあった荷物を漁りながら、
「これはこれでいい隠れ蓑にはなるかもしれないがな。正体不明の方が俺も動きやすい」
などとこれからについて考えていた。
そこでふとバードが思い出したように、
「正体不明と言えば、俺とお前が会った時の事、覚えてるか?」
ネオンは荷物から手を離し、天井を見上げた後、
「ああ、覚えてる。使ってきたスキルまで順番に覚えている」
「あっはは、俺はそこまでは覚えてないや」
「思えば、あの出会いが無ければ今こうしてはいないだろうな」
「そうだね」
そこはPvPプロンテラフィールド。
優雅に曲を演奏するバードが一人。
そして倒れ伏す者が八人。
「くそ・・・つえぇ・・・」
ローグがやっとこさ体を這いずって噴水に背中を起こした。
「あんたも失格。中々いないもんだねぇ」
それは傭兵募集のテストだった。
募集していたのはバード。
テストのクリア条件は、「私の本当の職業を当て、さらに私を戦闘不能に追い込む事」。
どちらか一つでもクリアできなければ失敗となる。職業の解答権は一度きり。
その倒れていた誰もが職業をバードと答え、敗北していた。
「なぁ、アンタの職業はバードなんだろ?」
やっと落ち着いたローグが確かめる。
だがしかし。
「残念、それは違うよ」
ローグは納得いかない様子で、
「じゃあ一体何だってんだよ!」
「それは教えられないね。元より俺に負けた時点でテストは終わってるんだ。失格者はさっさと帰ってもらおうかな」
「くっそ・・・!」
悪態をつき、ローグが去っていく。それに続いて他の者たちも去っていった。
木々が風に揺れる。
噴水の前には男が一人だけとなった。
「ふぅ・・・」
収穫無し、か。
そう思ってたところへ。
ザッ。
一人のアサシンが姿を現した。
「君もテストを受けに来たのかい?」
しかし、その答えは予想外であった。
「テスト?俺は噴水前で涼もうと思って来ただけだ。ちょうど一勝負終わったからな」
ドカッ、と噴水前のベンチに腰を下ろす。
それを横目に見ながら、帽子を目深に被りなおし、
「へぇ、今日は別のとこでも勝負があったのかぁ。その様子だと勝ったんだ?」
アサシンは一瞬バードの方に視線を移し、前に向き直ると一言だけ、
「ああ」
と言った。
それを確認したバードはさらに言葉を続けた。
「じゃあ俺とも勝負していかないか?ってこれがテストだったんだけどさ」
アサシンは興味のない素振りで、
「お前と戦う理由が無い。戦いたければ別のやつを探せ」
「じゃあさっきやった勝負には理由があったの?」
「・・・俺を倒して名を上げたいやつがいただけだ。負けたら30万ゼニー支払うというから、宿賃目当てに相手しただけだ」
「安いね」
そこでアサシンがバードの方に向き直った。
「俺は今傭兵募集しててね。テストの問題をクリアし、戦闘で俺に勝てば3000万ゼニー支払うよ。傭兵にはなってもらうけど」
「傭兵募集か・・・俺を誰か分かってて言っているのか?」
「ん?君ってもしかして有名人なの?俺ってちょっと世情に疎くてねー。余程の大物くらいじゃないと・・・」
ガタッ。
そこでアサシンはベンチかた立ち上がり、改めてバードの方を向き直ると、
「俺の名はネオン=クリムゾンラシア。元[ヴァルキュリア]ギルドのメンバーだ」
そこでバードは帽子をぐいっと上げ、アサシンをまじまじと見ると、
「ああ、君があの!確かに君の事はよく知ってるよ。どうも俺は帽子を目深に被るのが癖でね、あまり人の顔を見ないんだ」
「じゃあこの機会に見るようにするといい」
そう言ってネオンは立ち去ろうとした。
「あれ、テスト受けないの?」
ザリッ。
踵を返すと、
「やめておけ。俺を知った上で戦いを挑むのは余程の馬鹿か、もしくは余程自分の腕に自信のある者だけだ」
と言った。
先ほどネオンが倒した相手も、ここ最近ゲフェンで有名になっていた騎士だった。
確かに並の者では勝てなかっただろうが、それでも格が違いすぎていた。
「俺を馬鹿と思うなら斬り伏せればいいじゃない。できるなら、だけど」
それを聞いたネオンは、やれやれと言った様子でカタールを装着した。
世の中には勘違いをしているヤツが多すぎる。
本当に過信ではなく強いヤツは、ほんの一握り。
さて、こいつは━━━━
何分、いや、何秒もつかな。
「あの時は4秒で終わらせるつもりだったんだがな」
ネオンが自分の紅茶の湯気を見ながらそう言った。
「様子見で4秒かよ。俺ってそんなに弱く見える?」
ネオンは横目でチラッと見てから、
「優男にしか見えんな」
「ちぇー。まぁいいけどさっ」
「しかしそれで相手の油断を誘えれば儲けものだろ」
「まぁね♪」
ガキィン!
クローキングから完全死角だった背後からの一撃を、バードは右手の短剣で難なく受け止めた。
まるでそれが、示し合わせてあった劇の殺陣であるかのように。
驚いたのはネオン。しかし一瞬で我に返り、すぐさま距離を置く。
ネオンの首があった場所を短剣の刃が通過した。
「驚いたかい?でも、まだ驚くには早いよ」
バードがネオンとの距離を詰める。
短剣での一撃、だが動きが単調にして大振り。これなら片方のカタールで止めた後に━━━━
「マグナムブレイク」
瞬間、バードの刃先に魔力が収束した。
「な・・・」
ドォン!!
土煙が舞い上がる。が、それもすぐに晴れた。
バードの短剣は、ネオンの両腕のカタールによって止められていた。
ギィン!
短剣を弾き、すぐに体勢を整える。
ジャキ。
同時にバードの左手に装着されていたクロスボウがネオンの方を向いた。
「ダブルストレイフィング」
「!!」
ドドッ。
矢はネオンのマフラーを貫通し、遥か後方へ飛んでいった。
クロスボウは矢を撃つと同時に装備解除され、地面へ落ちた。
今度はネオンがカタールで斬りかかったが、紙一重でかわされた。
しかしそれは相手の動きを誘導するためのもの。
右手のカタールがかわされた瞬間、左手のカタールで相手の急所へ打ち込む。
「終わりだ」
ソニックブロー。左手のみの八連攻撃なので両手の時より速度は劣るが、このタイミングならまずかわせない。
バードもそれをかわせなかった。
否、かわさなかった。
「ソニックブロー」
ガガガガガガガガッ!!
事もあろうか、バードはネオンと同じ技で迎撃し、その八連攻撃全てを真っ向から止めた。
「馬鹿な・・・」
ハッと我に返ったが、今度は遅かった。
ズバッ。
驚愕の隙を突かれ、左の二の腕に一撃もらってしまった。
ギリギリで反応したため、傷は浅かったが。
「・・・テストの割りには随分本気だな」
慎重に距離を置きつつ、バードを見据える。
「君が相手なら本気を出さないと失礼ってもんでしょ。で、俺の職業は分かった?」
しかしどう見てもネオンにはまだ相手が本気を出しているようには見えなかった。
無論、ネオン自身もまだ本気では無かったが。
「・・・」
数秒の沈黙。
「まぁ、まだ答えを出さないならそれでもいいさ。でも、次驚くなら・・・」
ネオンの足元に魔法陣が浮き上がる。
「これは・・・!」
個人を対象としない、それを遥かに上回る大きさ。
「俺に負けた時に驚いてくれ」
言い終わると同時に、天空から魔力で作られた隕石が容赦なくネオンに降り注いだ。
「そういえば、まだ名乗ってなかったね。リークス=レイシア。君を倒す、男の名だ」
そして、PvPプロンテラフィールドに轟音が響き渡った。
To be continued...